2009年9月アーカイブ

老大学教授と女子学生との恋という映画は,実はジャンルを成すほどあるのではないか,と 気がついた.

最近,レンタルビデオで新作とされている「私の教え子」(原題Suden vuosi, 2007フィンランド)は, 劇場未公開の映画だったようだ. 女子学生役が Krista Kosonen(撮影時24歳),文学を教える老教授役が Kari Heiskanen. 妻子ある教授が,自分より賢い学生とプラトニック(が貫けない..)という話だが, 学生に持病あり,という設定がやや卑怯かな. 教授の家族の描き方もちょっと薄っぺら. 背が高くて髪が長い女子学生を楽しむ映画といえる.

美しき運命の傷痕」(原題L'enfer, 2005仏) は,仏映画らしく,見終わってもあまりハッピーにならない, Emmanuelle Béart, Karin Viard, Marie Gillainの三姉妹の話. 話が3つパラレルに進むので何がどう繋がっているのか,なかなか分からないストーリー展開. 女子学生役が Marie Gillain(撮影時30歳),哲学を教える老教授役が Jacques Perrin. 話が断片的で,なぜここまで Marie Gillain が妻子ある教授を追いかけるのかが全く不明. Marie Gillain は,「星降る夜のリストランテ」(原題La cena, 1998伊) でも,哲学教授と不倫中の女子大生を演じている.でも,この組み合わせ,わかる気がする.

話題になった「エレジー」(原題Elegy, 2008米)は, 女子学生役が Penélope Cruz(撮影時34歳),文学を教える老教授役が Ben Kingsley. こちらは,タイトルどおりに,エロ爺なのだが, 中盤の Penélope Cruz が美しかった. Dennis Hopperも久しぶり.Patricia Clarksonも頑張りました. てっきり男の夢を描いた作品かと思ったのだが,監督は女性だったようだ.

世の中,大学の教員が,こんなおいしい職だと思われているとしたら,悔しい.




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