【イベント】2009年は世界天文年

(2006/8/30 記) 2009年を「国際天文年 (The Year of Astronomy)」とすることが,決まりそうだ。 国際天文学連合 (IAU) の働きかけにより,既にUNESCOの支援が決定し,国際連合でも支援決定の直前にあるそうだ.

2009年は,ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を用いて天体観測をしてから400年の節目に あたる.「地球が宇宙で唯一の存在ではないことが認識された年」( IAUの提案文書(2005年,pdf))というのが理由.


(2007/12/22 追記) 2007年12月20日、フランス・パリで開催されている第62回国際連合総会において、 2009年を世界天文年とする決議が採択された。IAUが、「世界天文年2009」の 委員会を立ち上げ、ユネスコ (UNESCO、国際連合教育科学文化機関) を通じて、 国連に働きかけをしてきた結果,実現した.

世界各国で、天文学・宇宙科学に関する様々なイベントが開催され、一般の方を 巻き込んだブームが起こることが期待されている。2009年7月には,日本付近で 条件のよい皆既日食も起こる.「世界天文年2009」のwebページも準備できたようである.

2007/12/21 国立天文台 アストロ・トピックス
世界天文年2009日本委員会ホームページ http://www.astronomy2009.jp/
世界天文年2009ホームページ http://www.astronomy2009.org/


(2008/03/17 追記) 学研の「大人の科学」マガジンが,No.19 ガリレオの望遠鏡を  2008年3月28日に発売する.ガリレオの作成した望遠鏡を若干縮小したもので, 倍率は20倍,ペットボトルを三脚代わりにして使用できるそうだ.製作に関わった人の話では, 横に現在の望遠鏡を並べておくと,いかにガリレオが頑張って星を見つめたかがわかるそうだ.