【宇宙物理】TMT望遠鏡の建設地はハワイに

カリフォルニア工科大・カリフォルニア大・カナダ天文学大学連合の 3グループが 進めている,直径30mの光赤外・次世代超大型望遠鏡計画 Thirty Meter Telescope (TMT) の 建設地がマウナケア(ハワイ)に決定した.日本天文学会のメーリングリストに, 8月7日,国立天文台 ELTプロジェクト室の家正則氏が投稿した.
可能性のあった2つの建設候補地は,マウナケア(ハワイ)と アルマソネス(チリ)だった. 日本の光赤外天文学コミュニティは,すでにハワイ・マウナケアにて活躍して いるすばる望遠鏡との将来的な連携を視野にいれて,マウナケアにTMTが建設される 前提でTMTへの対等パートナーとしての正式参加を目指すことにしている. TMTのファーストライトは2018年の予定だという.

TMT サイト決定 web リリース "Thirty Meter Telescope Selects Mauna Kea"
TMT サイト決定 web リリース『TMT建設地はマウナケアに』
産経新聞 2009/07/22『ハワイに世界最大の口径30メートル望遠鏡を建設 完成は2018年』
Hawaii Tribune-Herald 2009/07/22 "New dawn for Mauna Kea"
光学赤外線天文連絡会(GOPIRA)