映画 An Inconvenient Truth

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所属する学部の 設立10周年記念シンポジウムが,大阪商工会議所であり,動員されてきた. 会場が満員になる盛況な3時間で,前半はノンフィクション作家の山根一真氏の講演,後半は パネルディスカッションだった.

山根一真氏は,彼のITとの関わりや夢を語っていた.あれもこれも,と思いつくままの話のようにも聞こえたが,最後に,「情報技術が地球温暖化を防ぐために何ができるのか,考えてほしい」,と問題提起して去って行った.問いかけとしては非常に大きい.人類が直面しなくてはいけない問題があり,それならば,あなたはどうするのか,と問いかけているのだ.

後半のパネルディスカッションでは,この問いかけに対する答えは出なかった。「技術者はバクチ屋,物理学者は超然屋」と言ってのけたパネリストの分類も正しいが,重い問いを跳ね返すにはほど遠い.

山根氏の講演では,最後に地球温暖化映画「An Inconvenient Truth」(現在, アメリカで公開中)の予告編ビデオが流された.これは,インパクトがあった. 同じものが,iTunesでダウンロードできる.カテゴリは,Paramount Classicsで検索すると早い. ゴア元副大統領が,I'm the next president of US. と自己紹介して 受けているが,ゴアはブッシュとは違い,ずっと環境問題で講演を続けているそうだ.同タイトルの 著書もあるとか.映画のサイトは, http://www.climatecrisis.net/ 日本で公開されたら,是非見てみたいと思った.

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このページは、shinkaiが2006年9月 3日 12:47に書いたコメントです。

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